こんにちは!『人生の記念日を、より豊かに彩る』きぬの木堂です。
年に一回のお祝い事【お正月】
そんなお正月を彩る、お正月飾りの1つに『門松』があります。
縁起物だし、お正月感が出るから飾りたくなりますよね。
今年は門松、手作りしてみようかな?
こんな風に思い立った際に、こんな疑問が湧いてきませんか?
- 何を準備すればいいんだろ?
- 費用はどのくらいかかる?
- どんな手順で作ればいいの?
- 縁起物だし、決まり事とかあるのかな?
- あまり時間をかけずにサクッと作りたい
門松作りのポイントは材料集めと竹の斜めカット。それさえクリアできればそこまで難しくありません。
私は3年前から、あまり細かい決まり事は気にせず、半日くらいでサクッと製作。
大き目の門松もいいですが、ミニサイズの門松を子供たちや家族、友人と作って玄関先に飾るのも楽しくてオススメです!
この記事では、あまり手をかけずにサクッと門松を作る方法をご紹介しています。
玄関先に置いてあるだけで華やかになるので、ぜひ挑戦してみましょう。
そもそも門松にはどんな意味がある?
縁起物とされる門松。実際にどんな意味があるか知ってますか?
門松は家の門や玄関先などに立てる正月飾りです。
竹が印象にあるかと思いますが、実は『松』がメイン。
松は「祀る(まつる)」に繋がる木であり、非常におめでたい樹木としてお正月飾りの門松に使われるようになったそうです。
意味としては、年神様(毎年お正月に各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)が迷うことなく家にいらっしゃることができるよう、目印になるのが門松と考えられています。
神様を『待つ(松)』にもかけているようですね。
また竹の節を斜めに切って設置するので、ちょうど竹が笑っているように見えます。
そのことから、笑う門には福きたるという意味もあります。
門松はいつからいつまで飾る?
お正月の飾り物は飾る期間も縁起に合わせた日付がありますが、門松にも飾る期間にも基準があります。
門松を飾る期間は、12/28〜1/8の間がいいとされています。
29日は「九松」と言われ、「苦待つ」や「二重苦」の意味があり、この日の設置は避けた方がよいと言われてます。
また31日も新年まで1日しかないため、「一夜飾り」と表現され、神様に失礼とされています。
とはいえ日付を気にして作るのを止めてしまうより、その作ってみようと挑戦する気持ちを大事にしてみましょう。
門松を自分で作る方法
それでは、門松をサクッと作る方法をご紹介していきます。
材料と参考費用、調達方法
準備する材料は下記を参考にしてください。(門松1個当たり)
材料名 | 参考費用 | 調達場所 |
竹 | 1000 | Amazon・メルカリ |
松 | 2000 | 楽天・山など |
土台 | 500 | ホームセンター |
藁 | 200 | ホームセンター |
ミニ葉牡丹 | 200 | ホームセンター |
千両 | 500 | 楽天 |
熊笹 | 500 | 楽天 |
南天 | 900 | メルカリ |
蝋梅 | 800 | メルカリ |
藁の縄 | 1200 | ホームセンター |
砂 | 200 | ホームセンター |
合計 | 7000 |
お正月時期になるとメルカリなどで材料が多く出品されています。材料を全て購入したとしても、合計で7千円程度(門松1つ当たり)
門の両脇にそれぞれ置くとして、2つ用意しても1.4万円です。
門松は材料を集めるのが結構大変なので、そこはネットでサクッと上手く集めちゃいましょう。
これを完成品セットで購入しようとすると、3万円〜します。なかなかのお値段しちゃいますね。
私は静岡の実家の庭に生えている植物や知り合いから調達した分があったので、合計で2000〜3000円くらいでした。
工夫して調達することで費用を抑えることも可能です。
ただ、何かと忙しい年末年始。
見栄え的に飾っておきたい方けど、時間がないなぁ〜
そんな方には、比較的安価だけど見栄えのする門松を見つけましたのでご紹介しておきます。
竹を斜めに切る
まずは調達してきた竹を切っていきます。
節部分を斜めに切ることで笑っているように見えるので、縁起がいいとされていますね。
これくらいの角度で切っていきます。節に対して30度くらい。
そうすると、竹が笑います。
節に対して角度が甘かったり節にかかる部分の長さが短いとおちょぼ口になるので気をつけてください。
斜めに切り込みを入れる際、竹がツルツル滑るので慎重に。
細い竹なら電動丸ノコで切断してしてしまった方が楽だし正確に切ることができます。
竹の長さを調整する
竹の長さは下記の通り
- 一番長い竹:110cm
- 中くらいの竹:90cm
- 一番小さい竹:70cm
切ったら三本まとめてみて、長さがいい感じになっているか確認します。
後で土台の砂の中で多少調整できるので、細かく調整する必要はありません。
ここが一番時間がかかり、難しいところ。
竹のみの販売を見つけたので、効率的に作業したいならこれを購入するのもいいかもしれません。
土台の作り方
土台はホームセンターでプランターや円柱形の入れ物を用意するとサクッと作れます。
できる限り円柱形で太さが揃っているモノがおすすめです。
このプランターは下に行くほど萎まっているので、少々藁を巻くのに苦労しました。チョイスミスです。
ちなみにプランターのサイズは直径30cm、高さは40cm。サイズ的には丁度よかったです。
土台に藁を巻く
土台となるプランターに、藁を巻いていきます。
プランターから上下10cm程度はみ出るくらいのサイズの藁を用意し巻いていきます。
こんな感じにぐるっと一周巻いていきます。
土台に強力な両面テープを貼ってから藁を巻いても良いですね。次はそうしようと考えています。
巻いたら藁のロープを巻いて、藁を固定していきます。
巻いた際に梅結びや男結びなど縁起の良い結び方もありますが、私はあまり気にせずに普通に片結びで結んじゃってます笑
結び方が気にならなければ、サクッと作るポイントですね!
結び方の動画を貼っておくので、興味がある方はやってみてください。
藁を巻いて結んだ後に、バケツなどを入れて藁の折り目をきっちり付けると後作業が楽になります。
こんな感じ。
折り目が付いたらバケツを抜いて砂を入れていきます。
土台の中に竹を入れて、砂を入れる
次に土台に竹を入れて、土台と竹の間に砂を入れ固定していきます。
砂は細かい方がしっかり固定できます。周囲になければホームセンターなどで購入しましょう。
重たいので、時間的に余裕があるならAmazonなどで注文しちゃのもオススメです。
時おりギュッと固めながら、土台から2−3cm下までいれましょう。
飾り付けをしてみる
土を入れたらお楽しみの飾り付けです。
松やミニ葉牡丹、千両、熊笹、南天、蝋梅など、好みの材料を準備してバランスをみて飾り付けしていきましょう。
松や千両、蝋梅など上に高い飾りから先に飾ってからバランスをみて調整していくといいです。
材料が身近にない場合は、ネットでも売っているようです。
完成!
飾り付けをしたら、家の門や玄関に置いたら完成!
2個セットここまで作って、大体半日くらいです。
初めての制作なら、1日見ておいた方が良いかもしれません。
寒くなるので、日中の日が出ている時間から早めに取り掛かりましょう。
自分で作ると、より思入れが増して効果がありそうな気がしますね!
神様が『手作り感がなかなか良い門松じゃ』って言ってくれそうな気がします笑
竹もニコニコしていて、福がやってきそうです(^^)
自分でつくるには、
やっぱりちょっとハードルが高いなぁ、時間がもないし。。
という方は、品質とコスパの良さそうなオシャレ門松をネットで見つけたので、ご参照ください。
ミニ門松の作り方
大きな門松より、玄関に飾れるようなミニ門松の方が良い!という方もいるかと思います。
そんな方は同じような手順で細い竹を用意して
砂の代わりに100均などにある生花用スポンジを用いて作ってみましょう。
材料の竹も切りやすいですし、スポンジにぷすぷすと材料を刺していけるので
大きな門松より作りやすいです。
このスポンジを孟宗竹のような太い竹に入れてみたり、円柱形の缶に入れてみたり、はたまた日本酒の枡に入れてみたり
アイデア次第で色々なデザインが可能です。
百均に正月飾りがセットであるので、それを買うと飾り付けが豪華になります。
水引の鶴なんかも付けると華やかになるのでオススメです。
私は直径12cm、高さ13cmの孟宗竹の中に細い竹を入れて飾り付けしました。
完成したミニ門松はこんな感じ。玄関が一気にお正月モードに突入です。
ミニ門松も、サクッと注文するならこんなのがありました。
既製品ですが、安っぽくないのでおすすめです。
これをベースに、正月飾りを飾り付けてオリジナル門松にするのもオススメです!
まとめ
サクッと作る門松・ミニ門松作りをご紹介しました。
サクッとポイントは材料集めと既製品を上手く使うこと、あまり拘りすぎないことですね。
この記事をみて、ぜひ門松作りにチャレンジしてみてください!
家族が集まるお正月。結婚や長寿祝い、出産祝いなど、家族が集まるからこそ人生の節目となる記念日のお話をする人もいらっしゃるかと思います。
きぬの木堂は、そういった人生の記念日をより豊かに彩るお手伝いをしています。
ぜひ、Instagramなども覗いてみて下さい。
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