こんばんは!きぬの木堂です。
旅先で見た《ひょうたんランプ》
イチから自分で作ってみたい!と思い、まずはひょうたんの栽培から始めました。
同じように栽培からひょうたんランプを作りたい方の参考になれば幸いです。
ひょうたんの種を買う
近くの園芸センターを3件まわりましたが、大きなひょうたんの苗はなかなか売っておらず(10センチ程になる千成り瓢箪なら取り扱ってるところがいくつかありました)Amazonで種を購入しました。
種まきと植え替え
暖かくなり始めた4月頃が種のまき時です。
まずは芽が出るまで種が乾かないように、数日湿らせたコットンの上に置いておきます。
種から白い芽が出てきたら小型のポットに撒いていきます。
本葉が3、4枚になったら定植します。我が家は家の前の花壇です。
ちなみに黒いトゲトゲは猫除けです。これが植え替え時に手に刺さりなかなか大変でした。
(翌年は種を花壇に直植えしましたが普通に芽が出ました…)
支柱で棚を作ってみる
ひょうたんを支えられるように支柱で棚を作りました。ポイントはてっぺんは丁度実がついたときに収穫しやすい高さにすることです。
具体的には自分の身長+15cmくらいの高さに棚を作ってみるといいと思います。
夏になり暑くなってくると毎日ぐんぐん背を伸ばし剪定してもしてもボーボーに生えてきます!本当に毎日のこの量が取れます!
天敵が現れた!!
そして毎日のようにやってくるお客さんがオレンジが眩しいウリハムシ。
葉っぱを食べてしまうので見つけ次第割り箸で捕まえてペットボトルの中へポイッです。
赤ちゃんひょうたん誕生!
8月になると花が咲き、赤ちゃんひょうたんができました。かわいい。
この年の収穫は…
赤ちゃんひょうたんはいくつかできるのですが、大きくなる前に萎んでしまうものが多く…何が原因なのでしょう🤔
我が家の花壇は奥底がコンクリートなので土壌が悪いのかもしれません。
そこそこ大きくなったものもありますが、虫に喰われたり、台風で傷ついたり落ちてしまったり、我が家での収穫は0でした。
なかなか難しいですね。
もうひとつの収穫
そんなこともあろうかと実は保険をかけていました。種がたくさんあったので、祖母の借りている畑の隅っこにひょうたんの種を植えさせてもらっていたのです!
祖母に許可を頂いたひょうたん栽培の場所は、なんとまだ若い桜の木の下…?!
祖母曰く『支柱なんかいらねぇ。桜の木の下に植えて、木に絡ませときゃいいだろ』だそう。
そんなワイルドな栽培ありますか?
ですが支柱を祖母の家まで運ぶのも立てるのも面倒なので、お言葉通り桜の下に植えさせてもらいました。
それから時々様子を見にいきますが、土地が広いからか伸び伸びと育つひょうたん。
あっという間に桜の木に絡みつき、夏には桜の木に大きな実がなっているよう。またこれが大きいんです。
やっぱり土壌が大切なのか…。
ちなみに祖母に大きな実がなる秘訣を聞くと『世話なんてなーにもしてねぇ。水もあげてねぇ。がっはっは』
受粉だの摘心だの私の努力はなんだったのでしょうか…
台風で落ちてしまったものがいくつかありましたが、祖母のワイルドな栽培のおかげでこの年は3つのひょうたんを収穫できました!!(栽培というよりほぼ野生?)
念願のひょうたん!立派です。
肩を貸してくれた桜の木にも感謝です。
本日はここまで。次回はひょうたんの中身をくり抜いて
乾燥させる工程を紹介します!!
[box05 title=”今日のきぬの木メモ”]
ひょうたんの栽培は土壌が命!
手入れしすぎは逆効果
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